悩める16卒男子のブログ

2016年4月に新卒で入社した会社を2017年4月には辞める選択をした、無鉄砲な男子のブログです。

ゾンカ語

昨日は定時後ずっとゾンカ語について調べていました。

 

発端は単純。「豊かさ」なんかをモチーフにして会社名を考えよう、というイベントがありました。初めは日本語や英語で考えていましたが「世界なら英語ではない、もっと祖語を調べよう」とラテン語を調べ始めました。しかしいいのがなく、「豊かさや幸福なら、ブータンではないか」とブータンの言語を調べ始めたのでした。

 

ブータンではゾンカ語と呼ばれる、チベット語の方言とも言われる言語が公用語です。文字はチベット文字。文字を解読するのに大半の時間が取られてしまいました。

しかし日本語との共通点も多く存在します。まず助詞。ゾンカ語にも助詞みたいに単語を繋ぐ役割の語が存在します。語順も日本語と同じSOV(主語ー目的語ー動詞の並び)。少し親近感が湧いてきませんか?

もちろん違う点もあり、例えば形容詞は、日本語では前から掛けますが、ゾンカ語では後ろから掛けるようです。フランス語なんかと同じですね。

 

また「能格言語」でもあるそうです。聞きなれない言葉かと思われますが、言語の分類として「能格言語」と「対格言語」というものが存在します。

簡単に説明すると、自動詞・他動詞の文

主語①ー自動詞

主語②ー他動詞ー目的語

において、「対格言語」とは、主語①と主語②が同様の形(主格)を取り、目的語が別の形(対格)を取る言語です。

一方「能格言語」は、主語①と目的語が同様の形(絶対格)を取り、主語②が別の形(能格)を取る言語です。

ただこれを説明するには、少なくとも対格を持つ言語を知らないと厳しいので、ここでやめます。